ペット探偵は高額がネック
迷い猫ちゃんや迷いワンちゃんが生じた場合、ペット探偵に依頼するのはどうなんだろうって思いますよね。
筆者も思いました。
で、4、5件のペット探偵業者に電話で連絡をして、料金や日数、捜査方法などを聞いた結果、自分で探すのを選択しました。
捜査方法に関しては、猫ちゃんか、ワンちゃんか、家飼いか放し飼いかによって違うようですが、基本的にチラシを撒いてポスターを貼って、連絡を待つと。
平行して、近所のお庭や隠れていそうな所を人海戦術を使って探していくようです。
当サイトで書いた方法が主になりそうなので、自分でできると判断。
あと一番のネックは、やはり高額な報酬です。
基本的に1日2万円以上は確実。
3万円以上の料金のところも普通にあります。1日ですよ。
なかには、数日間は基本無料で、見つかったら10万円という設定のところもあります。
(これが9万8千円じゃなく、10万円というところにプロのプライドが感じられますが)
しかし無料のところも、基本日数が過ぎたら1日2万円とかの料金が派生しますね。
基本日数はたしか、2、3日だったかなあと。
まあ、ペット探偵屋さんも商売ですから、無料でずっと探すなんてことは絶対に無いわけで、とっかかりは無料でも、延長で稼いでいく戦略とかになっちゃうんでしょう。
テレビなどによく出てくる、本も出版している某ペット探偵屋さんの所にも連絡しましたが、高かったですね。
出張料が加算されるので、1日5万円以上はみないといけない。
1週間で30万円オーバーです。確か見つけた料金も別じゃなかったかな。
何ていうか、飼い主の心情をついた料金のような気がして、当初は頼もうという気にならないのが本音です。
しかし、自分でやってみるとわかるのですが、この金額は大変料なんですね。
チラシを撒いたり、ポスター貼ったりは大変なんです。
なので、この大変料だと思うと、妥当な金額かなという気もします。
それとこれは人間の心理なんですが、日数が経つに連れて、お金で見つかるのなら(そんな保証はないのですが)頼んでみようかと思い始めてしまうのが恐いところです。
無料でお願いして、見つかったら10万円。もしかしたら安いんじゃないかと。
そんな気になってしまうのです。
ペット探偵に頼まなかった理由の一つ
これは結構悩みましたが、頼まなかった理由の一つが、ポスターに貼る電話番号です。
ペット探偵業者さんは、自分とこのお店の電話番号を載せるとのことで、こちらの携帯番号は載せられないとのこと。
これを可と思うか不可と思うかですが、私はイヤでした。
電話番号をペット探偵業者さんのものにすると、情報は全て業者さんが握ってしまいます。
もちろん、業者さんはかかってきた電話の情報は全てお伝えしますよと、言ってくれるのですが、超忙しい時にかかってきた電話の内容を、事細やかに伝えるとは思えなかったのです。
重要な情報は伝えてくれるでしょう。しかし、大したことないなと業者さんが判断した情報はこちらに伝わってこない。
また、情報がないのにあると言われてしまうと、なかなか捜査の終了ができない。
結果として、延長料金の派生につながってしまうかなと推測しました。
全ての情報提供がペット探偵業者さんの一存に握られてしまう。
これがイヤだったんです。
でも人によって考え方が違いますよね。
電話番号を自分のやつを載せたくない人とか、電話に出るのがイヤな人は、かえってこのシステムの方がいいと思うのでしょう。
経験上、迷い猫ちゃん探しで、一番大変な作業はこれだ
これは経験則なんですが、猫ちゃん探しの一番大変なのは、「ポスター貼り」なんです。
ポスティングは黙ってできますよね。
特に人に頭を下げたり、気をつかったりは無いです。
また、ポスティングは代行業者に頼んで配ってもらえます。
しかし、ポスター貼りは違います。
貼る場所のオーナーにお願いしないといけない。
自己責任で目立つ場所に貼っていかないといけない。
ポスター貼りの代行業者は無いんです。
これが一番のネックになります。
ペット探偵業者に頼むと、このポスター貼りもやってくれるので、ここの問題がクリアできる。
高額の料金設定もわかります。
ペット探偵業者もイヤな作業を代行するわけですから、高い金額は当然かと。
なので、結構真剣に悩みました。
ポスター貼りだけお願いできないかと思い、電話したこともあります。
当然断られましたが。
結果としてウチでは全て自分でやりましたが、予算のある方は、このイヤな作業の代行料だと思えば、納得できる方もいるかと思います。
当初は自分で、しばらくしたらペット探偵業者さんに頼むのは…。
また、当初は自分でやって、見つからなかったらペット探偵業者さんに頼む方法もあるかと思いますが、迷い猫ちゃん、迷いワンちゃん共に、「初期探し」が結構重要だったりするんですね。
やはり相手は動物ですから、動きます。
なので自分で探して、数週間〜1ヶ月経ってからペット探偵業者さんに頼んでも、結果が出ないような気がします。
業者側も日数が経つと受けてくれないところもあると聞きます。
ペット探偵業者の方は経験豊富なプロですから、経験則で、「この辺りにいるのでは」というカンが優れていると思います。
こちらは迷い猫の素人ですから、隣の物置の下にいる猫ちゃんでさえ見つけられないかも知れません。
プロはいそうな場所をチェックするので、確かに「初期探し」はプロ有利でしょう。
ここをどう見るか。
それと、プロを標榜した素人探偵もいないとは限りません。
ペット探偵は自称ですから、昨日までの素人が、今日はプロの顔を持つ事もできます。
信用できるペット探偵業者探しが結構大変ですね。
そういった諸々を考えて、ウチでは自力でやるのを選択しました。
しかし、予算のある方は、よく考えて判断してください。
先ほど述べた、作業のイヤな部分を代行してくれるのはありがたいです。
また、ペット探偵業者さんによりますが、電話の感触だと、動物が好きな気持ちは伝わってきます。
好きなだけに、いなくなったら探してあげたいと。
そういった心優しい業者さんもいるのは事実です。
なので、信頼できるところを探すのは大事ですね。
ペット探偵業者さんに頼むのはどうなんだろうのまとめ
ペット探偵業者さんに頼むのは、高額な料金がネックになるかも。
しかし、予算もあって、イヤな部分を代行してくれるのにメリットを感じるのであれば、考える価値ありです。
予算的に厳しい人は、当サイトに書いてある通りに実行してもらえば、業者さんに頼まなくても大丈夫かと思います。
自力でできるのなら、自分でやられた方がいい。
特に「情報」をこちらで把握できるのは、自分でやる最大のメリットです。
また、ある意味、自力でやると、ここまでやってダメならと、納得がいくんですね。
この納得感も大事かと思います。
私は生涯をかけて絶対見つけてやろうと思いました。
しかし、人間ですから、「もう見つからないかも」と思うこともしばしばあります。
絶対見つけてやる。
もう見つからないかも。
これの繰り返しです。
でも打ち勝ってください。
必ず見つかると信じてください。
この地球上のどこかで、いなくなった猫ちゃんが、あなたが来るのを待っているんですから。