迷い猫ちゃんの情報をSNSで発信しましょう

SNSで迷い猫ちゃんの情報発信をしていく

迷い猫のサイトに登録が終わったら、次はSNSで情報発信していきましょう。

Twitter (ツイッター)
Facebook (ファイスブック)
Instagram (インスタグラム)

これらのツールを使って発信していきます。

文字入力の面倒な方は、チラシを写真に撮ってそのまま貼り付けてもOKです。

文字情報を入れた方が読み手には早く理解できるので、できれば文字も入れていきましょう。

文面はいろいろ考えられますが、チラシに入れた文面をそのまま使ってていいと思います。

飼い主の連絡先は携帯番号とメールアドレスがいい

連絡先も明記しておきましょう。
飼い主の名前は、チラシと同じくカタカナでOKです。

電話番号は必須です。
メールアドレスなども入れておくと後々便利です。

電話番号は固定より携帯番号がいいです。
携帯だとショートメッセージで文字が打てるので、電話をかけられない時に便利なのです。

また、固定電話だと電話に出ないイメージがあるので、かける側も携帯番号の方が電話をかけやすいでしょう。

それと、電車や乗り物などでSNSを見た人も電話ができないです。
携帯のショートメッセージはそんな方にも便利なのです。

また、できればメールアドレスも載せておきましょう。
理由は画像のやり取りができるからです。

今はスマホを皆さん持っているので、見つけた猫ちゃんの画像をスマホで撮影してくれる方が結構います。

画像はショートメッセージでは送れないので、メールアドレスが必須になります。

また意外と携帯番号でのショートメッセージで文字のやり取りをしたことが無い人も結構います。
「ショートメッセージってなに?」って方も多いので、メールアドレスはここでも必要になってきます。

ウチでもメールアドレスを入れておきましたが、最初からメールで連絡くれる人もいます。
しかも画像付きのやつです。

猫ちゃんの画像を見ると、飼い猫がどうかがわかりやすいので、出向いての確認をとるべきかどうかの判断材料になります。

迷い猫ちゃんの連絡は、こんな感じでくることが多い

経験上、一番多い連絡方法は、直接の電話です。
同じ位で、携帯番号でのショートメッセージです。

それらで簡単なやり取りをした後で、「実は画像があるんだけど」の話になり、「それではメールでお送りしましょう」といった流れが非常に多いです。

まあ、この流れが出てから、「ではメールアドレスをお送りするので、そちらに画像を送ってください」でもOKです。

メールアドレスはチラシに掲載しても意外と読みづらかったり、入力が面倒だったりするので、ショートメッセージでメールアドレスを送って、ワンクリックでメールへ飛んでもらった方が楽かも知れません。

SNSの場合はメールアドレスから直接飛べるので、最初から入れておくのもいいでしょう。

まずは携帯番号。
できればメールアドレス。
これらを連絡先に記載しておきましょう。

SNSでの情報発信はハッシュタグを忘れずに

Twitter
Instagram
に関しては、ハッシュタグも忘れずに付けましょう。

#迷い猫
#迷子猫
#迷い子猫
#保護猫
#拡散希望

など、想定されるキーワードを入れて投稿します。

知り合いにフォロワーの多い人がいたら、その方にもお願いしましょう。
猫好きな方は結構多いので、見つけたら何らかのリアクションをしてくれます。

これらの方に頼む場合も、ハッシュタグを忘れずに付けてもらいましょう。

SNSに広告を出すのもあり

また、SNSに広告を出すのもありかと思います。

例えば、Facebookは広告を発信するのに、自宅から半径何キロ以内のユーザーとか指定できるので、猫ちゃん探しには適しています。

Instagramにも連動しているので、更に効果的かと。

1日数百円とかから広告を打てるので、予算的にもよろしいかと思います。

近隣の猫好きな方が見てくれると、記憶に止めてもらえるので、見つければ連絡をもらえます。

ちなみに、当方はフェイスブックの広告を打ってみました。
金額的には1週間で3500円位でしたでしょうか。

自宅から半径2キロ位までのユーザーに届く設定でやってみました。

反響は、電話やダイレクトメールなどで、全2、3件位の連絡を頂いています。
確認したところ、ウチのマルではなかったのですが、画像付きで連絡をもらったりして、
結構メリットはあるかと思います。

近所の方から、「見つけたら連絡します」とかのメッセージをもらったりもしました。

新聞やポスティングは見ないけど、ネットは見るって人も多いと思います。
そんな方にはSNSでの情報発信が適しているでしょう。

インフルエンサーに頼むのはどうなのだろう

インフルエンサーに情報発信を頼んだ場合、自宅周辺のみに絞るのは難しいですが、数万人以上いるフォロワーの方に迷い猫ちゃんの存在を知ってもらうのはメリットが多いと思います。

ウチでも検討したのですが、あきらめました。
インスタグラムの広告を配信している業者に連絡したのですが、相談した結果、数万件位の広告量では反響はないのではないかと。

また、自宅周辺に絞るのが難しいので、なおさらではないかと。

そういったアドバイスを参考にして、インフルエンサーでの情報発信は止めておきました。

予算に余裕のある方は、この案も検討した方がいいかも知れません。

迷い猫ちゃんの情報をSNSで発信しましょうのまとめ

迷い猫ちゃんのサイトに登録した後は、SNSで情報発信していきましょう。

場合によっては、広告を打つのもありかと。

また、掲載時はハッシュタグを忘れずに。

それと、連絡先は携帯番号、できればメールアドレスも入れておきましょう。

さて、それらの作業が終わったら、後は連絡を待ってみます。

迷い猫ちゃんのチラシを配る際の範囲の決め方

迷い猫ちゃんのチラシを配る際の範囲の決め方

猫ちゃんの行動範囲は諸説あるようですが、当方は下記のデータを参考にしました。

ちなみに、当方の家の猫は出入り自由なので、行動範囲は普段から広いです。
家飼いの猫ちゃんが脱走した場合は、たいてい家の近辺で隠れているようですので、軒下、側溝、車の下、物置の下など、狭くて暗いところを重点的に探してみましょう。

出入り自由の猫ちゃんは下記のデータを参考にしてください。

オス 去勢なし 自宅から半径1キロ
オス 去勢済み 自宅から半径500メートル
メスはオスの約半分位(避妊なしか、避妊済みかも上記の半分位)。

ウチの場合は、オスで去勢済みだったので、自宅から半径500メートルを基準にチラシ配りの範囲を決めました。

結果的に見つかった場所が自宅から半径約480メートル位だったので、おおむね当たっていたかと思います。

さて、範囲が決まったら、どこまでが半径500メートルなのかが知りたいですね。

そこで、アプリの活用です。

迷い猫ちゃんの行動範囲をアプリで見える化

アンドロイドではMap Circle
iphoneでは、半径マップ
というアプリがオススメです。

アプリに関しては、自分で使いやすいものでいいと思います。
特にあてがなければ、上記のアプリをお使いください。

Map Circleの使い方

Map Circleの使い方を記します。
( iphoneの半径マップもだいたい使い方は同じなので、下記を参考にしてください )

このアプリは、自宅からの半径を航空写真や地図で教えてくれます。
英語版のようですが、使い方は簡単です。

まず、地図上の真ん中の赤い風船を自宅の位置にセットします。
(ちなみに、写真の地図は本文とは全く関係ない地区を表示しています。ご了承のほどを。)

風船の動かし方です。
赤い風船を長く押すとオレンジ色になります。
風船がオレンジ色になると、この風船の位置を動かせます。
動かして自宅近辺にセットしてください。

Map Circleの範囲の入れ方

続いて、この赤い風船をクリックすると、範囲の入力ができます。

単位はキロメートルとマイルがあるようです。
マイル表示の際はキロメートルに直しましょう。

キロメートルへの直し方です。
右上のスパナのマークをクリックすると、
マイルかキロか?
丸表示か四角表示か?
を選択できます。

ここをキロメートル(kilometers)に直します。

さて、地図に戻って、赤い風船をクリック。
すると数字入力の画面になります。

半径500メートルを表示したいのなら0.5、
1キロメートルを表示したいなら1と入力します。
OKをクリック。

すると地図上に設定した半径の丸いサークルが出現します。

これを見ることで、北はこの位まで、南はこの辺までと探す範囲を絞れます。

Map Circleの地図の変え方

上の一番左の四角いアイコンをクリックすると、航空写真と通常の地図のそれぞれを選択できます。

指でスワイプすれば、家の屋根が見えますね。この範囲のどこかに猫ちゃんはいるはずです。

迷い猫ちゃんのチラシを配る範囲の決め方のまとめ

Map Circleなどのアプリを使って、自宅からの行動範囲を見える化していきましょう。

東西南北のおおよその範囲が決まると、探す際の参考になります。

また、チラシを配ったり、ポスターを貼る際にも範囲を絞るのは重要です。

わんちゃんと違って、猫ちゃんの行動範囲は狭いものです。

自宅のテリトリーから出ると、あまり遠くに行かずに、出た範囲近辺で活動します。

どこまでがテリトリーなのか、そこから出た際にどの辺まで行くのかを把握するのが、見つける際の参考になります。

行動範囲を決めて、モチベーションを高めて、あなたの迷い猫ちゃんを探し出しましょう。

迷い猫ちゃんのサイトへ登録していく

迷い猫ちゃんのサイトへ登録していく

チラシとポスター貼りが終わったら、あるいは平行してやりたいのが、迷い猫ちゃんの情報登録サイトへの記載です。

インターネット上には、迷い猫ちゃんの情報を登録するサイトが結構あります。

これらに居なくなった飼い猫ちゃんの情報を登録していきましょう。

 

2021年8月現在の情報ですが、下記のサイトが比較的google検索の上位にきてるようです。

これらのサイトに1件づつ、自分の迷い猫ちゃんの情報を掲載していきます。

掲載方法は各サイトをご覧ください。
メールアドレスを登録すればOKで、無料のところがほとんどです。

1サイトに載せれば安心ではなく、できれば下記のサイト全てに登録していきましょう。

猫ちゃんを見つけたり、保護した人は、下記の適当なサイトを1、2件見て、情報が無ければ迷い猫じゃないんだと勝手に解釈する場合もあります。

するとそのまま飼われてしまったり、見かけたのにどこかに行ってしまった、なんてことになりかねません。

ここら辺が各サイトの連携が取れていない不便なところで、一つのサイトに登録したら全データベースで共通にしてもらうと助かるのですが、今のところそうはいかないようです。

なので、なるべく多くのサイトに登録していきましょう。

ご自分で登録サイトを調べたい方はgoogle検索で、「迷い猫」「迷子猫」「迷い子猫」などで検索をかけて見つけてください。

それでは、各サイトへのURLを記しておきます(順不同)。

迷子ペット.net
https://maigo-pet.net/cat/prefecture_list.php?id=11

LOSTPET.JP
https://lostpet.jp/

ネコジルシ
https://www.neko-jirushi.com/
情報を入力すると、自動でチラシ用のPDFが制作できるので便利です。

迷い猫.NET
登録したら、掲載情報の最初のページにタイトルのみ表示されるので、タイトル内に地域名を入れた方がクリックされやすいでしょう。

ペットのきもち
https://petmaigo.net/

Find My Pet
https://www.find-my-pet.net/
ツイッター インスタグラムの迷い犬、迷い猫の情報をまとまています。

neko search ネコサーチ
https://www.neko-search.com/

迷子猫・保護猫掲示板
http://www.vets.ne.jp/bbs/c_6102.cgi
獣医師さんが運営している掲示板です。

ドコノコ

「ほぼ日」のチームが運営しています。
アプリ専用のようです。
パソコンから入力できませんが、アプリの使い勝手がいいので、入力も苦になりません。

但し、マニュアルがわかりづらいので、直感で入力するのは不向き。
言語情報が多いです。
(仕方ないです。コピーライターの大御所、糸井さんの会社ですから。言葉が多いのは、当然といえば当然)

パソコンやタブレットで迷子マニュアルを見ながら進めると楽です。
以下に迷子掲示板のURLを貼っておきます。

ドコノコ迷子掲示板の書き方
ドコノコ

アプリをダウンロードしたり、マニュアルを見たり、結構手間がかかるので、最後に登録しましょう。
公開すると、10キロ圏内のユーザーに通知がいくので、迷子探しの協力者が増えると思います。

入力した情報を元にチラシも作れて、ダウンロードもできます。
チラシの文字がやや小さめなので、ポスターには不向き。
あくまでもチラシ用です(2021年8月現在)。

以上のサイトへ迷い猫ちゃんの情報を登録していきましょう。
サイトによっては、保護した猫ちゃんが登録されているものもあります。
一緒にチェックしてみましょう。

続いてはSNSで情報発信していきましょう。

迷い猫ちゃんの探し方 その2

迷い猫ちゃんを探す方法の続きです。

迷い猫ちゃんのポスターを貼っていきます

チラシは1回見ると捨てられる場合が多いのですが、ポスターなら何度でも読み返しができる上、考えたくないですが「保護という名の猫ちゃん窃盗」もあると聞きます。

本人は保護のつもりで家に入れたのでしょうが、猫ちゃんは放っておけば自宅へ帰れるのに、帰さない。

これは「窃盗」になるのですが、本人に盗んだ自覚がない場合があります。
本人的には保護したつもりなんですが、飼い主側から見ると、これはあきらかに窃盗です。

最高裁でも判例が出てるようなので、これを読んで心あたりのある方は、すぐに警察に保護した旨を届けてください。

飼い主がいるのかいないのか、わからない時も同じです。
警察にさえ届けてあれば、保護したという主張は通ります。

くれぐれも警察等に届けずに、保護したと言って、そのまま飼うのは止めましょう。

そういった「間違った猫ちゃん保護」を防ぐ意味でも、ポスターは抑止力があるかと思います。

ポスターを貼る範囲も猫ちゃんの行動範囲を参考にして、各地区に貼り付けていきます。

以下、ポスターを貼る場所です。

迷い猫ちゃんのポスターはここに貼っていこう

・動物病院
近隣地区の動物病院にくまなく貼っていきます。
筆者の経験上、動物病院はほとんどの病院で貼ってくれます。(期間限定の所もあり)
保護した人が動物病院に連れていく場合があるので、ここは必ずおさえておきましょう。

・コンビニやスーパー
人が集まるので貼りたい場所ですが、難しい場合が多いです。
特にスーパーは猫ちゃんのエサも売っているので、近隣で保護した人が買いに行く可能性も高いです。
しかし、スーパーは難しいでしょう。
コンビニは個人経営なので、オーナーさんが猫好きなら可能かもです。

・書店
同じく人が集まる場所です。
貼ってもらいましょう。

・ツタヤなどのビデオ屋さん
フランチャイズ系は独自の判断ができないことが多いので、難しいかもです。
聞くだけ聞いてみましょう。

・地区の集会所、公民館
ここは貼ってくれる可能性ありです。
市役所へ聞いてみるのが、手っ取り早いです。

・人が集まりそうな所全般
人が集まる所に貼れば、多くの人の目に止まります。
猫好きな人はスマホでポスター写真を撮ってくれたりしますので、効果があります。

・電柱や道路沿いの家の壁
ちなみに、電柱などへのポスター貼りは、当サイトでは推奨しません。
やる場合、各自の自己責任でお願いします。

道路沿いの家の壁は、ご家庭が猫を飼っていたりすると、貼ってくれる場合ありです。
ダメモトで訪ねてみましょう。

●ポスターを貼る際は、外に貼る場合も多いと思います。
背景がコンクリート系の場合、貼るテープは通常のガムテープではなく、
透明の薄手の貼る時に「バリバリ」って音のするテープをおすすめします。
例:写真のようなもの

この手のテープが外では一番耐久性があります。

普通のガムテープや紙のクラフトテープではすぐにめくれてきてしまいますので、ご注意を。

また、前のページでも書きましたが、ポスターは必ずラミネートフィルムで表裏をはさんでから掲示しましょう。

紙のまま貼ると、すぐに色褪せて文字が読めなくなったり、雨で破れてしまいます。

ラミネートフィルムは、ダイソーやアマゾンで売っているので、1枚づつポスターを補強してから外に貼っていきましょう。

迷い猫ちゃんのチラシとポスターをまくと情報が入り始める

迷い猫ちゃんのチラシをまいて、ポスターを貼り始めると、ボチボチ見かけた旨の電話がかかってきます。
最近はスマホを持っている人も多いので、画像を一緒に撮影してくれることが多いです。
しっかりとお礼を言って、細かく情報を聞いていきましょう。

また、「今、ここにいるんだけど」っていう電話もチラホラ出てきます。
なるべく、自分の目で確認に行きましょう。

そして、次にやることは、迷い猫サイトへの登録です。

迷い猫ちゃんの探し方 その1

筆者の実体験にもとづいた、自力で迷い猫ちゃんを探す方法です。

こんにちは。
このブログの筆者タロウ(ニックネーム)です。

このブログでは、飼い猫ちゃんがいなくなった時の探し方を書いていきます。

かくいう筆者も、飼い猫がいなくなって、ほぼ100日ぶりに再会できました。

そこに到るまで、いろんな方法を試しましたので、この方法を皆さまに共有したいと思います。

思いつくままに書いていきますので、時系列ではないかもです。
タイトルや見出しを見て、必要なところだけでも読んでください。

きっと探し出す参考になると思います。

ちなみに、筆者の飼い猫データです。
本人の名誉のため、多少アレンジしております。

名前 マル
シャム猫の混合種
オス
去勢済み
年齢4歳
体重5キロ位
瞳の色は和猫っぽい黄色系
首輪なし
家と外の出入り自由

こんな感じです。

今年の6月にいなくなって、3ヶ月ちょいぶり、100日後に地区の住民の方から「庭に写真に似た猫がいるんだけど」
との電話があり、確認しに行ったところマルでした。

100日も経つと、徐々にあきらめムードになっていた矢先だったので、感動というより、びっくりした方が先でした。

この感動、驚きを皆さまにも感じて頂きたいです。

迷い猫ちゃんを探す方法 結論をずばり

では、迷い猫ちゃんを探す方法、結論からいきます。

まず、徹底的に多くの人に告知するということです。

自分だけで探すのは限界があります。

飼い猫ちゃんは、お腹が空けば人にエサをもらうものです。
ウチの猫も出入り自由だったので、獲物を狩る力もあります。
しかし、野良猫ほどハンター力はないと思います。

人にエサをもらうのが第一。
自分で狩るのは補足程度でしょう。

なので、猫好きな家を本能で見つけて、エサをオネダリするでしょう。

そういった家の人が、迷い猫の情報を知っていれば電話をもらえます。

なので、近隣地区に徹底的に告知しましょう。

経験上ですが、電話をくれるのは、ほとんど猫を飼っている、あるいは昔に猫を飼っていたという方がほとんどです。

こういった方は猫ちゃんのいなくなった気持ちがわかるので、協力して頂けるのです。

あえて探しはしなくても、見かけたら連絡をくれます。

なので、近隣への告知は絶対に必要です。

※ちなみに室内飼いの猫ちゃんが脱走した際、ほとんどの場合、自宅周辺にいるようです。
車の下、縁側の下、物置の裏、側溝の中など、比較的暗くて狭いところに隠れているようです。

なので、そういった場所を重点的に見たり、呼びかけたり、家の前にエサを置いて出現するのを待ちましょう。

ここのブログでは、家と外の出入り自由、放し飼い、外に何度も行ったことがある猫ちゃんを想定して書いていきます。
(行動範囲が結構広い猫ちゃんを想定してます)

迷い猫ちゃんを探し出すためにやること

さて、まずやることを列記します。

以下は全てやった方がいいです。
多すぎてウンザリしてはいけません。
いっぺんにやらずに、少しづつやってください。

ウチも迷い猫サイトへの登録は、いなくなって2、3週間たってからでした。
やることがあまりにも多いので、手が回らないのです。

なので、上から少しづつやってください。

警察と行政機関への届け出

・警察への連絡
迷子のペットは落し物として扱われます。
直接出向かわなくても、電話のみで可なので、すぐに連絡しておきましょう。

地区の所轄の警察署へ電話して、「猫が迷子になったので、届けます」と言えば、適当な部署へつないでくれます。交番でもいいと思います。

ちなみに、警察に届けないと、新しい保護者が3ヶ月で猫ちゃんの所有権を取得します。
つまり、飼い主が移ってしまうのです。
それを防ぐ意味でも電話しておきましょう。
似たような猫ちゃんが見つかれば連絡をくれます。

それと警察への届け出の注意ポイントがあります。
警察は都道府県単位でデータを共有しているので、県境に住んでいる方は、自宅の警察署と隣県の警察署の両方に届けた方がいいです。

でないと例えば東京に届けたとしても、埼玉で見つかったら連絡がこないことになります。

隣県まで猫ちゃんが行く可能性は低くても、車に載って行ってしまった確率は0ではないと思います。
電話1本で済むので、隣県の警察署へ同じように届けておけば、見つかった時に連絡がもらえます。

1ヶ所の警察に届ければ、全国に適用されるとは思わないでください。ご注意を。

・地区の保護センターのようなもの(保健所で聞く)
保健所へ電話して猫が迷子になったので届けたいと言えば、保護センターの連絡先を教えてくれます。

猫ちゃんの場合は、ワンちゃんと違って行政も積極的に捕獲はしないです。
しかし、怪我をして運ばれる場合もあると聞くので、電話しておきましょう。

※ ちなみにこの保護センター系に運ばれた猫ちゃんの預かり期間は、超短期間(3日間とか聞きます)のようです。
なので、のんびりしている時間はありません。
いなくなったらすぐに連絡を入れておきましょう。

こちらのセンターも見つかれば連絡をくれます。

最低でも警察と保護センター系の2件は電話しておきましょう。

猫ちゃんを探すための必須アイテム

●続いては、下記のものを製作します。

・チラシ
迷い猫ちゃん用のチラシを作ります。

チラシは猫ちゃん探しの最大の武器です。
これをあなどってはいけません。

ご自分の目だけで探すのは困難です。多くの人に助けてもらいましょう。

そのためにもチラシは必須アイテムです。

手書きで書いてもいいのですが、テンプレートをネットからダウンロードできます。
ネコチラブログ.net

エクセルファイルなので、なんとなく使いづらいですが、エクセルは比較的誰でも持っているので、いいかも知れません。

こちらのサイトでもダウンロード可能です。
大阪市がやっているのでしょう。

大阪市の猫ちゃん探しのテンプレート

他にもインターネットで「迷い猫 テンプレート」などで検索するといろいろ出てきます。
好みのものを落として使ってください。

もちろん手書きでもよろしいと思います。
A4用紙にマジックで書いていきます。
掲載事項は上記のチラシテンプレートを参考に。

画像があれば理想ですが、手書きだと画像が鮮明になりづらいです。
その際は特徴をしっかりと書いていきましょう。

ちなみに、専門用語は使わない方がいいようです。
例えば、キジトラ、ハチワレとか。

とら猫、白地に黒のぶち模様とか、猫の素人の人が見てわかる表現にしましょう。

・アプリでもある。

スマホのアプリで「ドコノコ」というものがあります。
こちらでもチラシの製作ができるようです。

ウチでも、このアプリで迷い猫の探しをしましたが、いかんせん初期手続きが結構面倒です。
迷い猫の探しはスピードが大事なので、ウチではネットの各サイトに登録して、最後にこのアプリを導入しました。

複数人でやればアプリの設定も早く終わりますが、一人で探すなら、まずはネットの各サイトに登録して、最後にアプリの導入がいいでしょう。
その方が早く進行していきます。

・手書きでチラシやポスターを作る方も、上記の画像を参考にして、
猫ちゃんの写真、名前、色、特徴、飼い主の電話番号などを入れましょう。
電話できない人用にメールアドレスも入れて損はないです。

その際にあまり情報を多く入れてはダメです。
特に文字が多いと、比例して文字が小さくなって見づらくなります。

画像を中心に文字は少なめでいいのです。
人が見つける時は、画像を元に似た猫ちゃんを探すので、文字情報は特徴だけ位でOKです。

・ポスター
チラシを元にポスターを作ります。
チラシは各家庭のポストに入れていきますが、意外と1回見ると捨てられてしまいます。
すると迷い猫ちゃんを見つけても、「連絡先どこだっけなあ」で終わってしまいます。

ポスターなら、「あそこに行けばポスターがあって、電話番号書いてあったな」と読み返してもらえます。

チラシと並んで、ポスターは必須アイテムです。

外に貼るものなので、紙で印刷した後、ダイソーやアマゾンで売っている「ラミネートフィルム」で、表裏面を透明シールではさんでいきましょう。
これで雨や紫外線にも強くなります。

アマゾンのやつはちょいと高めですが、貼りやすくていいものが売っています。
うちではこちらのアマゾンものを使いました。

ナカトシ セルフラミネートA4 10入り

ポスターの枚数は限られているので、貼りやすい方を選んだ次第です。

ウチでは、チラシをA4サイズで製作。
ポスターはそのチラシを1枚づつラミネート加工したものを代用しました。

ちなみにウチでは、手配り用のチラシを7000枚位印刷。
内訳は、新聞屋さんへのチラシを5000枚。
手配り用のチラシを2000枚位です。

ポスターは4〜50枚ほど印刷しました。

ポスターは面倒だからと紙のまま外に貼ると、10日程度で色が薄くなり、読み取りできなくなってきます。

スピード重視で紙のまま貼るのもありですが、少ししたらラミネートフィルムで加工したものを再度貼りましょう。

ラミネート加工したポスターなら外で1ヶ月位は持ちます。

ちなみに、業者にラミネート加工のポスターを頼むと、とても高いです。
なので、自分で加工しましょう。その方が安く済みます。

ラミネート加工の方法は上記に書いてある通り、通常のチラシをラミネートフィルムではさんでやればOKです。

チラシの印刷は、ネットの
ラクスル
https://raksul.com/

プリントパック
アスクル
などで頼めば安く製作できます。

 

チラシの配り方、その他の告知方法

さて、チラシの配り方とその他の告知方法です。
ウチの場合を参考にしてください。

チラシをまく範囲を決める

・チラシをまく範囲を決める
猫ちゃんの種類によって行動範囲が違うようです。

これはいろいろな説があります。
2020年に海外で大規模調査を行った結果が論文で発表されましたが、
ほとんどの猫ちゃんが自宅庭から半径100メートル以内で過ごしていたらしいです。

但し、これは海外のデータで、平常時でのお話。
ケンカをしたりして、追っかけたり、追っかけられたりすれば、もっと広がるでしょう。

私は下記の説を参考にして探しました。

オス 去勢前 半径1キロ
オス 去勢済み 半径500メートル
メスはオスのおおむね半分位。

この説を採択して、ウチの猫ちゃんの
オス去勢済み 半径500メートル
を基準に探すことに決めました。

結果的にウチの猫ちゃんが見つかった場所は、自宅から半径480メートル位の所でしたので、この説は参考になるかと思います。

さて、この説での行動範囲の半径が決まったら、その地区の各ご家庭にチラシをまいていきます。

チラシは手配りと新聞の折り込みチラシの2つがあります。

迷子猫ちゃんを探すためのチラシの配りかた

まずは、
・新聞の折り込みチラシをまきます。
これは新聞販売店に印刷したチラシを持参すれば、翌日にはまいてもらえます。(期日指定も可)
1件3円程度かかります。

今は新聞を読む家庭が減ったので、効果は薄いと言われていますが、年配の方は読む上、年配の方は猫好きも多いと想定して、ウチではまいてみました。

結果的に2件ほど情報が入ってきた他、チラシを見て探しているのを知っている方が多かったので、それなりの効果はあります。おすすめです。

・各家庭へのチラシ配り、いわゆるポスティングってやつです。
これはウチの場合、ポスティング業者に頼みました。
1件5円位かかります。

ポスティングは自分でやるとかなり体力を消耗します。
飼い主は猫ちゃん探しの場合、やることがたくさんあります。

ここは業者に頼んで、自分は迷い猫サイトの登録やアプリの導入。
チラシやポスターの製作に没頭しましょう。

また、ポスティング業者へは、配布先を細かく指示できます。

地区名を言えば、その地区内のみをまいてもらえるので、効率的です。
しかし、自分のチラシだけでなく、他の店のチラシも同時にまくので、ご了承を。

また、確実に全戸にまく保証はないです。配布員の能力もまちまちなので、虫食いでまく可能性もあるでしょう。

しかし、業者を信じるしかありません。
ウチでは業者に頼むのと平行して、直接配布員を雇ってまいてもらいましたが、確実性には欠けます。

配布員に誓約書を書いてもらい、ゼンリンの地図を渡して配った道路への印付け、最終手段はGPSを持ってもらえば、結構真剣にまいてもらえるかもです。

GPSはペット用のGPSロガーがアマゾンで5000円程度で売っているので、そちらを持ってもらって、配布終わったら回収、パソコンでチェックで、確実に道路を回っているかがわかります。

スマホアプリでもGPSがあるので、データ容量が使い放題とかなら、そちらをダウンロードしてもらう方法もあります。

GPSの導入は面倒ですけど、まいてもらえる確率は上がるでしょう。

面倒なら、配ってくれることを信じて任せるしかありません。

ほんとに自宅に近い箇所だけでも自分たちでまけば、虫食いでまく確率は減らせます。

ここは予算との兼ね合いで判断してください。

ゼンリンの住宅地図はセブンイレブンでも手に入る

ちなみに、迷い猫探しのプロであるペット探偵で有名な方(テレビによく出る方)にも電話で聞いたのですが、ゼンリンの住宅地図を使って、チラシの配布先に印を付けていくといいとのことです。

見習って、ゼンリンの住宅地図を導入しようと思ったのですが、これが高額。
図書館にもあるのですが、コピーは1ページのみ。しかも翌日もう1回コピーは無理だそうです。

どうしたものかと思ったら、セブンイレブンにゼンリンの住宅地図のコピーサービスがあるのを発見。

自宅地区周辺のコピーが取れます。
カラーで1枚400円位するので、半径500メートル四方(去勢済みのオス猫の行動範囲)を取っていくと、2、3千円かかります。

しかし本の住宅地図は買うと数万円するので、セブンの方が安いですね。

コピーしたらセロテープでつなげると、半径内の全ての家の配布先が見えてきます。

ウチでは業者に配布を頼んだので、ほとんど使わなかったですが、半径500メートル内のイメージは取りやすかったです。

やる気を出すためと、配布先のイメージをつかむには効果があります。

「都市地図」があると地区名を知るのに便利

それと大事なアイテムがもうひとつ。
「都市地図」と呼ばれるものです。

業者にポスティングを頼む場合、配布する地区名を伝えるのですが、意外と自宅から半径500メートル以内の地区名が正確にわからなかったりします。

上記のゼンリンの住宅地図は、地区の境目が載っていないので、どこまでが何て言う地区なのかが不明です。

そこで「都市地図」です。本屋、アマゾンで売ってます。
自宅の都市名のものを買ってください。1冊700円位で購入できます。

この地図の自宅周辺を見ると、地区名が色分けされているではありませんか。

自宅を中心に半径500メートル地点までコンパスで円を書きます。
その円内の地区名をひろっていけば、配布する地区名が正確にわかるのです。

で、業者に先ほど調べた地区名を言えば、そこの範囲に配布してもらえます。
地区ごとに正確に配りたい方は、ご参考にしてください。

迷い猫ちゃんを探すための方法 まとめ1

まずは、警察と地区の保護センターのような所に電話連絡する。
警察へは隣県が近いお宅は、隣県の警察署へも連絡を忘れずに。

次に、自宅の近隣地区にチラシを配っていく。

まずはこの王道をやっていきましょう。

次回へ続きます。